塗装屋さん頑張れ!

今までは、塗装専門工事業として充分に下請け体質で良い思いをして、営業などしなくても良い時代があったことかと思いますが、もうそんな良い時代は絶対に来ません!

あえてこう断言させて頂きましたがどうお考えでしょうか?

公共工事も減少し、民間の工事は単価ばかり下げられて、挙げ句の果てには支払いなども遅らされたり、未払いの状況に追い込まれる損な位置にいるかと思います。

建設業界が一番廃業やリストラの嵐に巻き込まれている現状ですし、ここらで考え方を変えていかなければそれこそこの波に乗ることになるわけです。

ここで提案したいことは、外注システムでお世話になっている業者さんや、元請け体質に持っていく方法などを交流しあって、この荒波を乗り越えて頑張ろうじゃないかという事です。

こんな事でつぶやいた事ありませんか?
自社では営業せず、どこかの会社の下請けになり、一般の住宅に塗装しに行っているとき

「うちに直接頼めばもっと安くできるのになぁ」 

と思ったり、思わずお客様に言ってしまった事がありませんか?

営業力のない会社や職人に限ってこんな事を思ってしまうわけです。

だったら、今こそ自分で元請け業者になり、お客様に安く良い技術を提供すればいいじゃないですか!!

と申し上げたくなります。

現在こういった事に遭遇している方は今こそ立ち上がるべきです!

こういった事が私が一塗装店として営業をし始めたきっかけでした。 でも、うちは有限会社でもないし株式会社でもないし、個人経営だし、お客様が信用してくれるか不安で立ち上がれない...  とお思いの方! 大変間違っています

塗装の本当の魂や技術を売るのに、大きい会社・小さい会社なんて全く関係ありません!!

私も以前同じ様な事を考えてしまった時期があります。

父親の塗装会社に入る前は、調理師や自分で会社を起こしたり、不動産にも勤めていたことがありました。
自分でも言うのも恥ずかしいのですが、どちらかというと何に対しても格好つけてたと思います。調理師も辞めて、会社も休眠させたり。
そして不動産にいるころ、ある事がきっかけで塗装屋を継ぐことを決めました。内輪の話なのであまり詳しくは触れませんが、父親である親方が仕事中に交通事故に遭遇してしまい、そして職人の数が足りなくなり、私も塗装工として働く事になりました。

その当時は仕事は営業しなくても、どんどん図面が入って来る状態でした。ですがそんな良い状況は続かず、月に何件という片手で数えられるほどくらいに落ち込んでいきました。平成8年くらいですが。

それから、父親も退院してリハビリを行っていた頃より、私が営業として出ることになりました。

ここでまず壁にあたりました。

最初に触れたように、うちは会社でも個人営業だし、有限でも株式でもないし、格好つけの私は自分の会社の名刺すら恥ずかしく思い、人に出すことにものすごくコンプレックスを感じておりました。それもそのはず、今思えば本当に自分の心の醜くさの現れだと思っています。

過去には会社の社長の肩書きを持っていたり、営業部長的な肩書きを振るっていて、過去の栄光に浸っていた格好悪い自分がいました。今でもその感覚事態情けないことと思っています。

ところが、あることをきっかけにこの感覚が全くなくなりました。

この世の中に塗装の営業のプロなんていうものは存在していないことに気づいたと言うことと、お客様は会社のネームバリューで仕事を依頼するのではないという体験により、むしろ個人店だから出来る事がたくさんあると確信した瞬間でした。

この事は、まだ発展途上の私の営業方法論の一つとしてでしかありませんが、会社に仕事を頼むのではなく 

「あなただから頼んだのよ」

というお客様の一言で目が覚めたのです。

今では個人塗装店の営業名刺を誰よりも自信を持って、どんな大きな会社の方にも、同業者にも恥ずかしがらずに渡せる自分がここにいます。

誰にでも触れられたくない過去やプライドがあるかと思いますが、恥ずかしがったり、動かない事が一番結果に結びつかないという事です。

プライドはあるに越したことはありませんが、持っていなくちゃいけないプライドと、捨てなくちゃいけないプライドを使い分ける事からあなたの業の始まりかと思います。

まずは、絶対に塗装業で成り立つという強いプライドと、いつまでも過去の栄光に浸っているいらないプライドは捨ててお互いに頑張っていきましょう。


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